「食べられる」ということ|入院で気づいた食事の大切さ
こんにちは、たくGじゃよ。
今日は「食事」の話をするじゃ。
入院するまで、わしは食事についてちゃんと考えたことがなかったんじゃよ。健康には気を使っているつもりでいた。でも、6日間何も食べられない経験をして、初めて「食べる」ということの意味が分かったじゃ。
目次【開く/閉じる】
① 6日間、何も食べられなかった {#check1}
手術前日から絶食が始まったじゃ。
腸内を空にするため、大量の洗浄剤と水を飲んで、あとはひたすら待つだけ。手術当日は何も口に入らない。術後もしばらくは水だけじゃった。
その期間、合計6日間じゃよ。
お腹が鳴るのはしょっちゅうじゃ。3日目あたりから、食べ物が夢に出てくるようになったじゃ。
…ケンタッキー、マクドナルド、吉野家、ピザーラ。
病院食が質素すぎるから、反動でジャンク食ばかり夢で食べておったじゃよ。
スマホでYouTubeを開くと、無意識に旅グルメの動画を見ていたんじゃ。全国各地の美味しいものを美味しそうに食べている動画を見ながら「退院したら絶対ここに行くぞ」と心に決めて、ただ時間を過ごしたじゃ。そんなに全国あちこちには行けんじゃがな。
② 久々の食事は「重湯」だった {#check2}
手術から6日後、やっと食事が出たじゃ。
最初に出てきたのは**重湯(おもゆ)**じゃった。米を煮てその上澄みだけを掬ったようなもの。ほぼお湯じゃよ。味も満腹感もほとんどない。
でも、それでも嬉しかったじゃよ。
久しぶりに何かを口に入れた瞬間、舌が研ぎ澄まされているのが分かったじゃ。米のわずかな甘み、出汁のやさしい香り。味噌汁も野菜もすべて液体状じゃったが、それがとてもおいしく感じられたんじゃ。
「当たり前の食事」なんてものは、本当はないんじゃな——そう思ったじゃよ。
③ 米粒が大きくなるたびに感じたこと {#check3}
その後、少しずつ段階が上がっていくじゃ。
重湯 → 三分粥 → 五分粥 → ペースト状のおかず → 固形へ
米粒が少しずつ大きくなっていく。おかずが形を持ち始める。歯ごたえが戻ってくる。
この変化が、毎回小さな感動じゃった。
ある日、シャキシャキした野菜が少し出てきたんじゃ。お品書きのない病院食じゃから今でも正確には分からんが、野菜の歯ごたえという、普段ならまったく意識しないことが、あの時は「衝撃」だったんじゃよ。
その時に心に決めたことがある。
「普通の生活に戻っても、この食事のありがたみを忘れずにいよう。素材の味を、ちゃんと噛み締めよう」
あの感覚は今でも時々思い出すじゃよ。
④ 入院前のわしの食生活 {#check4}
ここで少し、入院前の話をするじゃよ。
わしは健康には気を使っているつもりじゃった。毎日体を動かし、食事も気をつけていた。さらに『空腹こそ最強のクスリ』という本を読んでから、16時間断食を実践しておったじゃ。
14時に昼食を取り、次の食事は翌日14時まで。22時から翌14時までの16時間は何も食べない。空腹は炭酸水とナッツで凌ぐ方法じゃよ。
「16時間空腹を作ることで体内の未消化物がなくなり、病気リスクが下がる」という考え方じゃな。
さらに、酵素ドリンクを飲みながらの**5〜7日断食(ファスティング)**にも何度か挑戦したじゃ。5日はなんとかなったが、7日は仕事中にフラフラして危なかったじゃよ。
でも毎回、断食明けの食事の感動といったらなかったじゃ。久しぶりの食事が格別においしい——あの体験があったから、入院中の空腹に対するストレスは、一般の人よりは少し耐えられたかもしれんじゃな。
それでも「味の濃さや満足感」を追いかけていた面はあったんじゃ。ジャンクフード、カップ麺、出来合いの弁当。「分かっているけどやめられない」ものがいくつもあったじゃよ。
⑤ 先生に言われた一言 {#check5}
入院中、先生からこう言われたじゃ。
「食べるものを変えれば、体はちゃんと変わります。」
シンプルじゃった。でも、正直な気持ちを言うと——
「分かっとるけど、美味しいんよ!」
じゃった。ジャンクフードはやめられんわ、という気持ちが半分。でも、体のことを考えると「もう少しちゃんと食事を選んでいかんといかんな」という気持ちも、確かにあったじゃ。
薬より、毎日の積み重ね。シンプルだけど、耳が痛い言葉じゃったよ。
⑥ 退院後の失敗談 {#check6}
退院後しばらくは、**「病院食の延長」**で過ごしたじゃ。
お粥、消化のよい食べ物、少食で回数を増やす。胃や腸に負担がかからないようにしたんじゃよ。
朝はお腹が空いて自然に目が覚める。変な倦怠感もない。「人間らしい目覚め」という感じがしたじゃ。
…ところが。
退院から1週間ほど経って、少し調子がよくなってきた時に、わしは盛大にやらかしてしまったじゃ。
「もう大丈夫じゃろ!」と油断して、唐揚げ、マクドナルド、ピザを食べまくったんじゃよ。
結果:そこから1ヶ月、トイレ地獄(下痢)じゃった。
腸はまだ回復途中じゃったんじゃな。退院後の食事は、医師の指示通りしばらく慎重に進めることを強くオススメするじゃ。わしの失敗を反面教師にしてくれじゃよ。
⑦ まとめ {#check7}
「食べる」ということは、生きることに直結しておる。
分かっていたつもりじゃったが、6日間食べられない経験をして初めて、体でそれを理解したじゃ。
重湯のわずかな甘みに感動し、米粒の大きさに喜び、野菜のシャキシャキに衝撃を受ける——あの経験は、今でも食事の度に少し思い出すじゃよ。
今は消化のよいものを中心に、うどん、蒸し料理、魚、鶏肉などを3食しっかり摂るようにしているじゃ。16時間断食はいったんお休み中じゃよ。体を守るために、食事を大切にする。それが今のわしの基本じゃな。
「食べられることへのありがたみ」を忘れずにいたい。
それが入院を経て、一番残したかったことじゃよ。
このチャンネルでは、58歳で初めて入院した体験から学んだ健康・食・生活・人生観について、正直に話しているじゃよ。
YouTubeでも同じテーマで動画を出しているじゃ。よかったらのぞいてみてくれじゃよ。
※ 本記事は個人の体験をもとに作成しています。退院後の食事については、必ず担当医の指示に従ってください。