抗がん剤3ヶ月の全記録|副作用・工夫・ミッション、正直に話します


こんにちは、たくGじゃよ。

前回の記事で、抗がん剤の治療が始まると話したじゃよ。

今日はその全記録じゃ。

副作用は実際どうだったのか。どんな工夫をしたのか。生活はどう変わったのか。

全部、正直に話すじゃよ。

…あと、ちょっとやらかした話もあるじゃ(笑)。点滴が終わったあと、ビールを飲んでしまいまして。それが、大変なことになったんじゃよ。

まあ、順番に話していくじゃよ。


目次【開く/閉じる】

① 治療の実際〜点滴当日と副作用の記録〜

点滴当日の流れ

病院に行って、最初の30分は吐き気止めの点滴。それから2時間が抗がん剤の本体。最後に10分、水の点滴で血管を洗い流して終わりじゃ。

全部で3〜4時間かかるんじゃよ。

治療室は大部屋で、20人くらいが同時に治療できる部屋じゃった。自動調整できるリクライニング椅子に座って受けるんじゃが、周りの人は慣れた様子で、音楽を聴いとる人、ご飯を食べとる人、寝とる人と様々じゃった。

ワシは初回、まさか3〜4時間かかるとは思っとらんかったで、飲み物も食べ物も持ってこなかったんじゃ。次からは飲み物だけでも持って来ようと思ったじゃよ。

パソコンを持ち込んでいいと教えてもらってからは、スマホで音楽を聴きながらパソコンでYouTubeの台本を作っていたじゃ。集中できて良かったんじゃが、途中から点滴を刺しとる部分に痛みが出てきて、気にしながら作業しとったよ。そこで教えてもらったのが「温サポーターで温めると楽になる」という方法。これ、けっこう効いたじゃよ。

あと、飲み薬も並行してやるんじゃ。錠剤を朝と晩、2週間飲み続けるんじゃよ。

副作用の実記録

一番ひどかったのが、しびれじゃった。

冷たいものを触ったり飲んだりすると、電撃が走るような感覚があってな。これがなかなかきつかったじゃよ。

手を洗うにもお湯が出るまで待たないといかんし、帰宅時・トイレの後・食器を洗うときなど、水が冷たいと「しびれを伴う痛み」が出るんじゃ。冷蔵庫の中身を取るのも手袋が必要になったじゃよ。

「床が冷えている」「気温が少し下がった」「冷蔵庫を開けた」というだけで、しびれが現れるんじゃ。とにかく冷たいものが全部ダメじゃった。

鼻の粘膜もしびれるんじゃよ。泣きはしなかったが、「涙が出てもしびれるんじゃなかろうか」と思ったくらいじゃ(笑)。

気温が上がってくる日は「冷たいものが飲みたい」のに、せいぜい常温、ひどい時はホットしか飲めない。これも地味につらかったじゃよ。

ビール事件(笑)

点滴が終わったあとにな、「お疲れ様!」って気持ちでビールを飲んだんじゃよ。

そしたら…唇から始まって、舌、のど、胃の順番に電撃が走りましてな。

「これは危険な飲み物だ」と体が教えてくれたじゃ。即座に破棄したじゃよ(笑)。

しびれがあるうちは冷たいものは全部NGなんじゃが、それを身をもって体験した瞬間じゃったな。「体って正直だな」とつくづく思ったじゃよ。

吐き気と倦怠感は、多少はあったけど、しびれほどはきつくなかったじゃ。疲れやすくなって横になる時間は増えたじゃよ。そして3週目ごろ、今度は足の指先に水ぶくれができて、歩くのが少し大変な時期もあったじゃな。

点滴治療の様子

② 工夫と対策〜しびれと戦った日々〜

しびれ対策でやってきた工夫をまとめるじゃよ。

手袋は必須アイテム 冷蔵庫を開けるとき、外出するとき、散歩するとき。全部手袋じゃ。3月なのに(笑)。

散歩するときにサングラスをかけとったんじゃが、それでも冷気がレンズの横から入ってきて、まぶたまでしびれる。薄目になって歩くことになりまして(笑)、なかなかシュールな光景じゃったよ。

飲食は全部常温か温めたもの 冷たいものは完全にやめたじゃ。夏になったらどうしようかと思ったが、まあなんとかなったじゃよ。

散歩は毎日1時間を目標に 最初は慎重に歩いていたが、徐々に慣れてくると普通のペースで歩けるようになったじゃ。

生活の中でとにかく意識したのは「体を正常化させることを最優先にする」ということじゃった。正常値にはまだまだ遠かったけど、それを目指して毎日動き続けたじゃよ。

しびれ対策・手袋 常温の飲み物

③ ミッションと1日のルーティン

抗がん剤の3ヶ月、自分なりのミッションを3つ決めたんじゃ。

  1. 「抗がん剤に勝つ」
  2. 「回復よりも、まず体力を落とさない」
  3. 「悪いことは考えない」

入院が決まったときから「なるようにしかならん」と心に決めていたじゃけ、悪い考えはあまり浮かんでこなかったんじゃよ。副作用も思っていたよりは軽かったで、「ラッキー」という感じじゃったな。

むしろ、薬を使わない1週間の休止期間に何をするか!を楽しみに考えるようにしたじゃよ。

1日のルーティン

朝5時に起きて、まずPCで情報整理とYouTubeの作業。6時〜7時は朝の散歩。帰ってきたら朝食、午前中は家の仕事や買い物。昼食のあと夕方までYouTubeの作業か読書。17時〜18時は夕方の散歩。帰宅後に風呂の準備と夕食。22時ごろまでYouTubeのやり残し。23時には寝る。

このリズムを作って、毎日動き続けたじゃよ。「体力を落とさない」ためには、動けるときに動き続けることが大事じゃと思ったんじゃ。

1日のルーティン

④ ゴールデンタイムの山登り〜治療中に筑波山へ〜

治療のサイクル、覚えとるかのう?点滴と薬の2週間のあとに、休止期間が1週間あるんじゃ。

この1週間が、自分にとってのゴールデンタイム。体が比較的楽なこの1週間を全力で使おうと決めて……

初級クラスの山登りを計画したんじゃよ。

「抗がん剤の治療中に山登り?」って思うかもしれないが、だからこそやりたかったんじゃよ。初回の治療期間は様子見じゃったが、2回目の休止期間は山登り2回・渓谷・映画と、意外に活動したじゃ。

1回目:人馬山〜高尾山の峰渡り

霧が出ていて景色はいまいちじゃったが、高尾山まで峰を渡り歩いて5時間ほど歩いたじゃよ。

途中で両足の筋を痛めてしまってな。ロボット歩行になってかなり時間がかかったじゃ。途中で後悔したじゃよ(笑)。

2回目:筑波山(その3日後)

足の痛みが残っとる中、なぜか3日後に筑波山へ(懲りないじゃろ・笑)。

始発で向かったんじゃが、遠くて大変じゃった。でも、天候に恵まれて約2時間で山頂に着いたんじゃよ。

筑波山は日本100名山のひとつ。岩山で登りごたえがあって、山頂からの見晴らしが素晴らしかったじゃよ。ちょうど心地よい風も吹いていてな。「登って良かった」と心から思ったじゃ。

「抗がん剤の治療中に、山に登った」

この事実が、自分にとって大きな自信になったんじゃよ。

高尾山 筑波山山頂

⑤ まとめ〜きつかった。でも、やれた〜

3ヶ月を振り返って思うのは…

きつかった。でも、やれた。

体力を落とさないことを最優先にしたのは正解じゃった。「悪いことは考えない」は、意識するだけで違う。やってみてわかったじゃよ。

……ただ、実はまだ治療は終わっていないんじゃよ。

3ヶ月のはずが、なぜか延長になってしまってな。詳細は先生に確認せんとわからんじゃが、まだ続いとるんじゃ(笑)。

この続きはまた報告するじゃよ。

同じ治療を受けている方、これから受ける方、少しでも参考になるものがあれば嬉しいじゃ。


おわりに

最後まで読んでくれてありがとう。

このブログでは、58歳で初めて入院した体験から学んだ健康・食・生活・人生観について、正直に書いているじゃよ。

近々「傷病手当への切り替え方」についても記事にするじゃよ。同じ状況の方、ぜひ参考にしてくださいな。

ではまたお目にかかれる日を! バイナラじゃ。

たくG