街から人が消えた日——コロナとがん、価値観が2回ひっくり返った話


こんにちは、たくGじゃよ。

いきなりじゃが——ある朝、街から人が消えたんじゃ。

朝も、昼も、夜も。あの賑やかじゃった渋谷に、人っ子ひとりおらん。まるで映画のワンシーンみたいに、世界が終わったような光景じゃったよ。

そう、コロナの「自宅待機」が出た、その次の日のことじゃ。

今日はな——ワシの価値観が、人生で2回、大きくひっくり返った話をするじゃよ。1回目がこのコロナ、2回目が去年の**入院(がん)**じゃ。共通しとるのは「失ってみて、初めてわかったこと」。同じ50代・60代の方には、きっと刺さる話じゃと思うじゃよ。


目次【開く/閉じる】

① 街から人が消えた日

その頃ワシは、雑貨店で働きながら、副業でUber配達をしとった。コロナのニュースは知っとったが「まあ大丈夫っしょ」と、いつも通りの生活じゃったんじゃ。夜は普通に飲み歩いとる人もおったしな。

ところが——自宅待機の宣言が出た、その翌日じゃ。

電車もガラガラでな、渋谷の駅を降りて外に出たら、目の前がスクランブル交差点じゃ。そこに——本当に、誰もおらんかったんじゃよ。

ワシと同じような人が3〜4人おったくらいで、いつもの渋谷は、そこにはなかった。「世界が終わった映画のような光景」が目に入ってきてな、「ヤバい。これからどうなるんじゃろう?」という感じじゃったよ。

💭 東北大震災のときとの違い
震災のときも街がグシャグシャになって「もう終わりか?」と思った。
でも今度は——相手が「目に見えないウイルス」じゃ。
回復に向けてどう行動すればいいのか、まったく分からん。
あの不安は、今でも忘れられんじゃよ。

誰もいない渋谷スクランブル交差点 世界が終わったような光景

② 第1の転機・コロナ〜お金と働き方〜

会社は全店休業。世の中の店も、ほとんど閉まってしもうた。「さて、収入はどうなる?」——普通なら、そう不安になるところじゃよな。

ところが、ここからワシの働き方がガラッと変わったんじゃ。

まず会社は、従業員の雇用を守るために、ネット販売(E-com)の出荷に切り替えた。大型店舗の在庫をピックアップして配送する。ワシら店長は、あの誰も歩いとらん渋谷のストアに集まって対応したんじゃよ。

そして、副業のUberじゃ。店舗の作業がない時にやってみたら——外に出られん人の注文が、殺到したんじゃよ。

🚴 コロナ禍のUber配達は「注文が切れない」
・配達中に次の注文が入るけぇ、休む暇がない
・普段は朝昼晩の食事時に集中→コロナ禍は1日中ずっと
・「コロナが怖い」とにわか配達員が辞めた
 → 1人あたりの注文の割り振りが増えた
・「たったこれだけ?」という細かい注文も多かった
・頑張りを気づかってチップをくれる方も、いつもより多かった

ワシは1週間で15万円くらい稼げたんじゃ。1ヶ月続けとったら60〜80万いっとったかもしれん。まあ、家族の目もあるけ、1週間で卒業したがな(笑)。

その分は、Amazonせどりで稼いだじゃ。他のネットショップで買って、Amazonで売る。外に出るのはヤマトさんに出荷する時くらいじゃけ、家族も安心じゃったよ。

このせどりがな、世の中の動きを読むのが面白かったんじゃよ。

📦 せどりで「売れるもの」の読み方
リサーチアプリで期間(3ヶ月・1年・2年)を指定すると、
「急に売れ出したもの」が分かるんじゃ。
そこから「なんで急に売れとる?」を考察していく——
 コロナ → 外に出れない → 運動不足・ストレス・肌荒れ
 →「家でできること」「密を避けるストレス解消」が求められとる!

🛒 実際にコロナで飛ぶように売れたもの
・ゴルフ/キャンプ用品 =「密」を避けてストレス解消
・美容グッズ/健康器具 =おうち時間の運動不足対策

この読みがハマってな、1年くらいはよう売れたんじゃよ。大きな読み外しはなくて、値段設定ミスで大損したくらいかな(笑)(これは前の動画で話しとるけぇ)。

結果、どうなったと思う? コロナで本業が止まったのに——ワシの月の稼ぎは、下がるどころか倍増したんじゃ。

このとき、生まれて初めて思ったんじゃよ。

💬 生まれて初めての気づき
「会社がなくても、なんとかなるかもしれん」

これが、ワシの中ですごく大きな安心感になったんじゃ。

コロナ禍のUberバブル週15万 せどりで世の中の動きを読む

③ 第1の転機・コロナ〜時間と生き方〜

でもな、コロナが変えたのはお金の話だけじゃないんじゃ。ワシの「時間の使い方」も、大きく変えたんじゃよ。

決まった時間に出勤して、決まった時間働く——その「定時の働き方」が、なくなった。代わりに「自分で時間を決める」生活になったんじゃ。

ワシは1日を2〜3時間ずつ小分けにして、いろんなことをやったじゃ。

🕐 コロナ中の「小分け時間術」
・読書
・簿記3級の勉強
・映画鑑賞(ネット配信)
・エクササイズ(YouTubeを見ながら)

読書をして、簿記3級の勉強をして——これな、ちゃんと合格したんじゃよ(笑)。

このときの勉強が、今のワシを支えとるんじゃ。YouTubeで「家計管理・副業の基本知識」を調べとったら、簿記とFP(ファイナンシャルプランナー)の3級レベルは、金融知識の最低ラインじゃと言う人が何人もおってな。

💡 なぜ簿記・FPの知識が大事なのか
調べてみたら——日本人は特に「保険・通信・投資」の知識がなくて、
知らないうちに損をしとることが多いんじゃ。
しかも社会保障は意外と充実しとって、老後に頼れる制度も結構ある。
「もっと知っておいた方がええな」と思ったんじゃよ。

FPは試験こそ受けとらんが、勉強は済ませたんじゃ。おかげで今、収入・支出の家計管理、事業の管理、投資による資産増に、大いに役立っとるよ。

家から出られん分、運動不足にならんように、家での筋トレも毎日続けたけ、仕事に復帰したときも体は鈍っとらんかったよ。

そうやって過ごすうちに、ふと気づいたことがあるんじゃ。

💬 ハッとした気づき
「今までのワシは、1日を”なんとなく”過ごしていた」

それまでのワシは、時間・業務・売上・作業に追われて、1日があっという間に過ぎとった。なんとなく忙しくて、なんとなく終わる。その繰り返しじゃったんじゃ。

でもコロナで強制的に立ち止まってみて、思ったんじゃよ。「今のこの過ごし方こそ、本来の人間らしい1日の使い方なんじゃないか」ってな。

「1日の生き方」「1日の扱い方」——これを生まれて初めて、ちゃんと見直すキッカケになったんじゃ。

小分け時間術と簿記3級合格 本来の人間らしい1日の使い方

④ 第2の転機・入院〜価値観がさらに深まった〜

そして2回目の転機が、去年の入院じゃ。

コロナが教えてくれたのは「働き方」と「時間の使い方」じゃった。でもな——入院と手術は、もっと根っこのところを揺さぶってきたんじゃよ。

💬 2つの転機が教えてくれたこと
コロナで気づいた “1日の使い方”
 ↓
入院で気づいた “残りの人生”

コロナのときは「1日をどう使うか」じゃった。それが入院では、「残りの人生を、どう生きるか」に変わったんじゃ。

健康のありがたさ。限られた時間。多くを求めないこと。自分らしく生きること——。こういうことは、命に関わる経験をして初めて、心の底からわかったんじゃよ。

コロナで芽生えた「自分の時間を大事にしよう」という気持ちが、入院で「自分の人生を大事にしよう」に育った、という感じじゃな。

(この入院で具体的に何がどう変わったかは、他の記事で詳しく書いとるけぇ、気になる方はそっちも読んでくれると嬉しいじゃよ)

1日の使い方から残りの人生へ 自分の人生を大事にする

⑤ まとめ〜2つの転機の共通点〜

コロナと入院、2つの転機を話してきたが——実はこの2つには、大事な共通点があるんじゃ。

📌 2つの転機の共通点
① 失ってみないと、わからなかった
② 社会に動かされる自分から、自分の人生を取り戻した

ひとつは「失ってみないと、わからなかった」ということ。当たり前じゃった日常、当たり前じゃった健康。失いかけて初めて、その本当の価値に気づいたんじゃ。

そしてもうひとつ——これが一番大事なんじゃが、「社会に動かされていた自分から、自分の人生を取り戻す」ということじゃ。

会社の時間、世の中のペース。それに合わせて生きるのが当たり前じゃと思っとった。でもコロナと入院が、「お前の人生は、お前が決めていいんじゃよ」と教えてくれた気がするんじゃ。

「今日もただの1日」の意味

今のワシはな、自分で時間の使い方を決められるんじゃよ。その日に何をやるか、その週にいつ何をするか、この1ヶ月でやるべきこと・楽しむこと——ぜんぶ自分で自由に決められる。

もちろん今まで貯めてきた資産があるけ焦らずに済んどるんじゃが、それだけじゃない。自分で稼ぐすべが分かっとるけぇ、「最低限これくらい稼げば、あとは自由」という考えがあるんじゃ。

🧭 人生をコントロールする「4つの力」
・稼ぐ(仕事)
・貯める・増やす(節約・投資)
・守る(家計管理)
・楽しむ(趣味)
→ この「知識と力」が、自分の人生を上手くコントロールしてくれとる

だから、強制されてやらなくてはいけないことは無くなったし、責任もあるけど「自分で決めた1日(人生)」を送れとるんじゃよ。

そう——「今日もただの1日」じゃ。このYouTubeとブログのタイトルも、こんな考えからつけたんじゃよ。何気ない普通の1日を、自分の手で、丁寧に生きる。それが一番の幸せじゃとワシは思うんじゃ。

あなたはどうじゃったかな? コロナで、何か変わったことはあったかな? もしよかったら、コメントで教えてくれると嬉しいじゃよ。同じ世代の話、ワシも聞きたいんじゃ。


おわりに

最後まで読んでくれてありがとう。

このブログでは、58歳で初めて入院した体験から学んだ健康・お金・生活・人生観について、正直に書いているじゃよ。

今日という1日を、自分の手で。今日もただの一日じゃよ。ではまたお目にかかれる日を! バイナラじゃ。

たくG